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強烈台風18号接近! これから日本人はどんな家に住むべきか?

10月3日夜時点で強烈な台風18合が沖縄県久米島付近を暴走しています。
中心気圧905hPa、瞬間最大風速85m/sで、4日以降九州北部に接近しそうです。

ニュースでは、

久米島を中心に、これまでに経験したことのないような暴風や高波、大雨、高潮となる恐れがある

と注意喚起してますが、今年は日本国中、台風に泣かされた一年になりそうですね。

特に農家の皆さんは、冬が来るまで気が気じゃないと思います。

 

今年の台風は、上陸する数が多いように感じますが、気象庁の統計では、今年上陸した台風の数は現時点で6回で、2004年の10回に比べて特に多くはないみたいです。

しかし、大雨と強風によって災害につながった件数は結構多いのではないでしょうか?

河川の氾濫やがけ崩れから死者が出てしまう最悪のケースも多いですよね。

 

10月に入っているにも関わらす、今回の台風18号のような強烈な台風が発生するのは、いまだ太平洋の海面水温が高いからでしょう。

気象庁の10月2日時点での観測値は、関東から西の太平洋沿岸の海面温度は27度もありました。

以前どこかのテレビ局で、地球温暖化は急速に進んでいるはずなのに、世界の気温が急上昇しないのは、熱容量がめちゃくちゃ大きい海の水、特に深海の水が熱を蓄えているからだというのを観たことがあります。

しかしそれもそろそろ限界が見えてきているということでした。

となればますます海面温度は上昇し、それにともなって台風もさらに数が増え、強さを増すに違いありません。

 

話は変わりますが、沖縄に行かれたことはありますか?

アメリカ軍基地の問題ばかりでクローズアップされますが、ほんとうにいいところですよね。

叶うものなら一度住んでみたいものです。

しかし、台風と言ったら沖縄というくらい毎年数多くの台風が到来します。

行かれたらわかりますが、この地域の住宅は木造は少なく、鉄筋コンクリート造や鉄筋コンクリートブロック造が多いのが特徴だと思います。

きちんと数えたわけではないですが、そんな印象です。

 

台風が強くなればなるほど水害よりもやはり風害のことが心配です。

アメリカでも最近、とてつもなく大型のハリケーンが毎年のごとく上陸していますが、そららが通った後の屋根が飛んでしまった木造家屋の映像を観ると日本も大丈夫かなと心配になってしまいます。

地震国日本では、地震に対しての家づくりは進んでいるようですが、強風に対してはどうなんでしょうか?

瓦屋根は重たいでしょうが、やはり木造住宅では正直心配です。

これからは沖縄のように風に強い鉄筋コンクリート造やそれに近い構造の家を建てる人が増えてくるような感じがします。

 

最近、二酸化炭素の排出削減に取り組むパリ協定にアメリカと中国がやっと批准しました。

これから生まれてくる子供たちのためにも地球温暖化だけは止めなければいけませんね。